「事務所訪問」


 高須先生の事務所を訪問することになった。普通に生活していれば法律事務所へ行く機会などそうあるものではなく、どちらかといえば、法律事務所はあまりお世話になりたくない所である。しかし、今回は見学という形で事務所へ行くことができ、先生がどのような所で仕事をなさっているのか以前から興味があったので、とても楽しみにしていました。

 先生の事務所は虎ノ門にあります。阪神タイガースのファンだからという理由で、事務所を虎ノ門に置いたと先生はおっしゃっていたが、本当であろうか。

 駅から5分ほどで、事務所のあるビルに着いた。入口では噂どうり、いかついガードマンが目を光らせていた。エレベーターを降りてすぐ左の所に先生の事務所はあった。あいにく先生は外出中だったので、中の会議室らしき所で麦茶をいただきながら先生の帰りを待った。

 一般的な法律事務所のイメージとしては、「敷居が高い」であるとか、「分厚い法律書がたくさん並んでいる」といったところではないだろうか。確かに、先生の事務所にも分厚い法律書が並んでいるが、先生曰く、あまり使っていないそうで、これなら豪華なカバーの中身はマンガや新聞紙でも良いのではないかと、ついつい思ってしまう。また、敷居が高いといったイメージは先生の事務所には全くなく、誰でも気軽に相談に行けそうな雰囲気がありました。

 先生が戻ってこられて、事務所の中を一通り案内していただいた。くわしくは覚えていないが、まず受付があり、その右側に応接室、その奧に高林先生の執務室があり、その左に高須先生の執務室、その手前に会議室らしき所があり、事務所の中をぐるっと一回りできるようになっていたと思う。また、書棚には、法律書や判例集がずらりと並んでおり、その他の棚には、書類などがきちんと整理されてい・・・。

 一通り事務所を案内していただいた後、ビルの近くの飲み屋でごちそうになり、事務所訪問に来たのか飲みに来たのかわからなくなりつつ、帰路についた。

                          文章:T.O.(3年生)


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